「痔」の日帰り治療のすすめ

「切らない」から「出血・痛みが少ない」「すぐに帰れる」「痔」の治療があります

「痔」の治療は、入院が必要な手術、しかも痛いと思われていませんか?
当クリニックでは、「いぼ痔(内痔核)」の治療に、切らない、出血や痛みが少ない内痔核硬化療法(ALTA)を採用しています。

内痔核硬化療法とは、ジオン注という注射剤を患部に注入、痔に流れ込む血液の量を減らすことで、痔を硬くして、粘膜に固着・固定させる治療法をいいます。「切らない」ので、体への負担も少なく、術後の合併症の心配もありません。

また、外痔核は最小限の切除術、「切れ痔(裂肛)」や軽度の「あな痔(痔ろう)は根治術を併用しますが、その場合も入院の必要性はありません。

内痔核硬化療法の流れ

準備

  • 点滴を行い、血圧や心電図の変化を測るためのモニターを装着します。
  • 膝を曲げた状態の右側臥位の体位の状態で、患部以外に布をかけます。

手術治療

  • 肛門周囲に局所麻酔後、肛門鏡を挿入、直腸肛門内を消毒します。
  • 痔核の大きさを診断、注入するジオン剤の量を決定します。
  • 薬液を十分に浸透させるために、ひとつの痔核に4カ所注射をします。薬液注入時に、肛門部に鈍痛を感じる場合があります。
  • 薬液が痔核に行き渡るように、医師が指でマッサージを繰り返し行います。
  • 痔核の大きさや数にもよりますが、治療時間の目安は約30分です。
  • 肛門内に痛み止めの坐薬と止血目的のスポンジを挿入します。
  • 約1時間、止血剤と抗生剤が含まれた点滴を行いながら、ベッドで休んでいただきます。

手術後

  • 万が一、術後に痛みが出た場合は、痛み止めの内服および坐薬の頓用をしていただきます。
  • 原則として4日、7日、14日、1カ月、2カ月、3カ月後に、経過観察を行います。
    *経過により回数は変わります。

その他

  • 全国平均の1年後の再発率は約5~10%です。
  • まれに、術後2カ月、3カ月目に、注射部位の潰瘍形成による出血がみられることがありますが、その場合は、内服と外用(軟膏)で軽快します。
  • 血圧低下や下腹部痛、嘔気、肛門部の違和感、排便困難、痛み、出血、発熱などの症状が認められる場合がありますが、ほとんどは一過性のものですので、ご安心ください。気になる症状が現れた場合は、すぐにご連絡ください。

術後の注意

  • 手術終了後は止血の目的から、排便を1時間ほどがまんしていただいています。当日はできるだけ水分を摂取し、便を硬くしないように注意して下さい。
  • 術後数日間は、極力安静を心がけてください。また、冷えたり、長時間同じ姿勢をとったりすることのないように注意が必要です。

内痔核硬化療法の費用

血液、レントゲン、心電図、薬代 約20,000円
外痔核切除、肛門ポリープ切除、裂肛や痔ろう根治術が加わる場合 上記に+約5,000円

*すべて保険適用

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