クリニックブログ

2017.08.01更新

サプリメントの成分で抗がん作用を有するものは数少ないように思われます。カレーに使用されるターメリックである「ウコン」は以前より抗がん作用がありましたが、臨床試験をするとあまり有意な効果が見られない点が問題でした。先日、京都大の研究グループが「ウコン」中の抗がん成分であるクルクミンの血中濃度を高める方法を開発しました。従来の1000倍ぐらいの血中濃度に上げることで、抗がん作用がアップしたそうです。将来の抗がん剤として活用できそうです。一方、サプリメントレベルではクルクミンに黒こしょうを加えると、腸管での吸収が20倍ほど高まることが解っております。腸粘膜に発生する早期の大腸がんではこの程度のクルクミンのレベルでも予防効果がありそうですね。以前、本ブログで紹介させていただいたリヴァマリアというサプリメントには実はクルクミンと黒こしょうが含まれているのです。リヴァマリアは肝臓の炎症と線維化を抑えるマリアアザミと、がんを抑えるクルクミンの効果により、肝臓がんや大腸がんを予防するサプリメントとして期待されます。

投稿者: みなと芝クリニック

みなと芝クリニック オフィシャルサイト 簡単web予約 クリニックブログ